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2007.11.15

Butterfly Effect?

If you have any questions or something,please mail me. learnjapanese@nifmail.jp

皆(みな)さん、こんにちは。関口(せきぐち)です。
ご存知(ぞんじ)の方(かた)も多(おお)いとは思(おも)いまが、今年(ことし)の夏(なつ)からTVや新聞(しんぶん)をにぎわせている出来事(できごと)がありますね。日本(にほん)ではサブプライムローン問題(もんだい)、と呼(よ)ばれているものです。サブプライムローンは日本のローンではなく、アメリカのローンです。サブプライムローンはアメリカの低所得者(ていしょとくしゃ)向(む)けの住宅(じゅうたく)ローンです。人(ひと)は主(おも)に働(はたら)く事(こと)で収入(しゅうにゅう)を得(え)ます。その収入は人によって変(か)わります。収入(しゅうにゅう)が多(おお)い人もいれば、収入が少(すく)ない人もいます。収入が多い人の事を高所得者(こうしょとくしゃ)、収入が少ない人の事(こと)を低所得者(ていしょとくしゃ)といいます。サブプライムローンはその収入の低い人、低所得者のためのローンで、収入の多い人のローンより利子(りし)が高(たか)いローンです。そして今年(ことし)になってこのローンが回収(かいしゅう)できなくなりました。そして私(わたし)の財布(さいふ)のお金(かね)の減(へ)り方(かた)が早(はや)くなりました。あなたはここでこう思うかも知れません。「関口は一体(いったい)何の話(はなし)をしているんだ?お前(まえ)の財布の話がなぜ突然(とつぜん)出(で)てくるんだ?」今日のポッドキャストはある慣用句(かんようく、idiom)を紹介(しょうかい)します。最後(さいご)まで聞(き)いてくださいね。サブプライム問題は最初(さいしょ)に現(あらわ)れた時(とき)、ここまで問題が大(おお)きくなるとは誰(だれ)が予想(よそう)できたでしょうか?最初はアメリカのそれほど大きくないローン会社(がいしゃ)が破綻(はたん)しただけでした。しかし、その影響(えいきょう)が世界中(せかいじゅう)に広(ひろ)がりました。アメリカ、アジア、ヨーロッパの株価(かぶか、stock price)を下(さ)げ、銀行(ぎんこう)や証券会社(しょうけんがいしゃ)は巨額(きょがく、huge amount of money)の損失(そんしつ)を出しました。アメリカの大手(おおて)銀行のCEOが辞任(じにん)しました。11月13日までに日本の株(かぶ)は8日連続(れんぞく)で下(さ)がり、その間(かん)およそ10%も下がりました。サブプライム問題がこれで終(お)わったわけではありません。まだまだこれからいろいろな問題が出てくるかも知(し)れません。もしかすると、サブプライム問題は、まだ問題の始(はじ)まりなのかも知れません。さて私の財布の話ですが、なぜ私の財布からお金が減っているかというと、それはガソリンが高くなっているからなのです。今(いま)、日本のガソリンは1リットルにつき140円(えん、yen)から150円です。原油(げんゆ、crude oil)の値段(ねだん)があがっているため、ガソリンが高くなっているのです。なぜ原油が高くなるのか?そう、これもサブプライム問題が影響しているのです。このように、ある現象(げんしょう)が意外(いがい)なところで意外なかたちで影響をあたえることを表現(ひょうげん)する慣用句(かんようく)があります。それは「風(かぜ)が吹(ふ)けば桶屋(おけや)が儲(もう)かる」です。「風が吹けば桶屋が儲かる」を説明(せつめい)する前(まえ)に、知っておかなければならない事(こと)があります。この慣用句は江戸時代(えどじだい、Edo era)の話(はなし)です。江戸時代は1600年から1867年の近代化(きんだいか、modernization)する前(まえ)の時代(じだい)で、ちょんまげに日本刀(にほんとう、Japanese Sword)を持ったサムライがいた時代です。まず、桶屋(おけや)の桶(おけ)ですが、桶とは木(き)でできている水(みず)やお湯(ゆ)といった液体(えきたい)を入(い)れる容器(ようき)です。現在(げんざい)の桶はプラスチックのものがほとんどです。そして三味線(しゃみせん)。三味線はギターのような楽器(がっき、musical instrument)です。材料(ざいりょう)に猫(ねこ、cat)の皮(かわ、skin)を使(つか)います。江戸時代、目(め)が見(み)えなくても三味線は弾(ひ)けるので目の見えない人の中(なか)には三味線を弾いて生活(せいかつ)をするひともいました。いいですか?桶は木で出来ている容器、三味線の材料は猫の皮、目が見えない人は三味線を弾いて収入(しゅうにゅう)を得(え)ていました、これを覚(おぼ)えておいてくださいね。では「風が吹けば桶屋が儲かる」を説明します。風が吹けば土(つち)や砂(すな)が飛(と)びます。その土や砂が人の目に入(はい)ると目を傷(きず)つけます。目が見えない人が増(ふ)えます。目が見えない人が増えると三味線を弾く人が増えます。三味線がたくさん売(う)れるようになるので材料の猫の皮がたくさん必要(ひつよう)になります。猫の皮がたくさん必要になるので猫の数(かず)が減(へ)ります。猫が減るとネズミが増(ふ)えます。ネズミが増えるとネズミが桶をかじってたくさんの桶をこわしてしまいます。すると桶がたくさん売れるようになるので桶屋が儲(もう)かる。「風が吹けば桶屋が儲かる」というわけです。それではまた。

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