2008.05.29

Yoshida sold his watch.

みなさん、こんにちは。関口(せきぐち)です。 「足元(あしもと、足下、足許)を見(み)る」みなさんは、この言(い)い方(かた)を知(し)っていますか? 今日(きょう)のポッドキャストは、足元を見る、についてです。 まず、足元とは、足(あし)の下(した)のほうのことです。靴(くつ)のあたりのことです。 または、足の下のほうの地面(じめん)のことです。 では、足元を見る、とはどういう意味(いみ)でしょうか? 例(たと)えば… 私(わたし)は何(なに)かを踏(ふ)んだようだ。 柔(やわ)らかいものを踏(ふ)んだようだ。 私はゆっくりと頭(あたま)を下(した)に向(む)けた。 私は足元を見た。 私は犬(いぬ)のフンを踏(ふ)んだようだ。 私は絶望(ぜつぼう)した。 この場合(ばあい)、足元を見るとは、単純(たんじゅん)に足の下の方を見る、という意味です。 しかし、足元を見る、にはもうひとつ特別(とくべつ)な意味があります。 それは、相手(あいて)の弱(よわ)みにつけこむこと、です。誰(だれ)かの弱点(じゃくてん)を利用(りよう)することですね。 人の弱点を見つけて、それを利用することです。 足元を見るは、まだ車(くるま)や飛行機(ひこうき)が無(な)い時代(じだい)の旅館(りょかん)での出来事(できごと)がもとになっています。 昔(むかし)は車も飛行機もありませんでした。人々(ひとびと)は歩(ある)いて旅(たび)をしました。 旅館の人は、旅をしてきた人の足元を見ます。 歩(ある)き方(かた)が疲(つか)れているかどうかを見ます。 もしこの旅をしている客が疲(つか)れているようなら、旅館の人は普通(ふつう)より高(たか)い値段(ねだん)を客に言(い)います。 疲れているなら、はやく休(やす)みたいはずだと考(かんが)えているのです。 疲れているなら、高い値段でも客(きゃく)は納得(なっとく)するはずだと考えているのです。 足元を見る、はここから来(き)ているのです。 この旅館の人は実際(じっさい)に客の足の下の方を見ています。 しかし、弱みにつけこんでそれを利用するという意味での「足元を見る」は、実際に足の下の方を見る必要(ひつよう)はありません。 ここで吉田さんに登場(とうじょう)してもらいましょう。 吉田さんは休みの日(ひ)に電車(でんしゃ)に乗(の)って遠(とお)くへ行(い)きました。 吉田さんは都会(とかい)の生活(せいかつ)に疲(つか)れているので、田舎(いなか)に行(い)って気分(きぶん)をリフレッシュしました。 吉田さんが東京(とうきょう)に帰(かえ)ろうとしたとき、吉田さんは恐(おそ)ろしいことに気(き)づきました。 財布(さいふ)を落(お)としてしまったようです。キャッシュカードもクレジットカードも財布に入(はい)っていました。吉田さんは1円(いちえん)も持(も)っていません。 これでは電車に乗ることはできません。電車に乗って遠くに来たので、ここには友達(ともだち)も知り合い(しりあい)もいません。 「さぁ、困(こま)ったぞ。お金(かね)はないし、お腹(なか)もすいてきた。そろそろ電車にのらないと明日(あした)の仕事(しごと)に間(ま)に合(あ)わない。参(まい)ったな。」 吉田さんがあたりを見回(みまわ)すと質屋(しちや)がありました。吉田さんは質屋で腕時計(うでどけい)を売ることにしました。 「仕方(しかた)ない、この時計(とけい)を売(う)ろう。最低(さいてい)でも5万円(ごまんえん)くらいで売(う)れるだろう。」 吉田さんは質屋に入り、時計を買(か)い取(と)ってほしいと言(い)いました。 質屋の主人(しゅじん)は時計を見ながらこう思(おも)いました。 「どれどれ、これはなかなかいい時計だ。傷(きず)も無(な)いし、本物(ほんもの)だ。偽物(にせもの)じゃない。そうだなぁ、5万円で買(か)っても損(そん)はないだろう。おっと、待(ま)てよ。この客、都会の人間(にんげん)って感(かん)じがするぞ。この辺(あた)りの人間(にんげん)じゃなさそうだ。東京から来たみたいだな。今日は休みなので、田舎にリフレッシュに来ました、って顔(かお)をしてるな。なんでまた、東京の人がこんな田舎で時計を売るんだ?貧乏(びんぼう)だから時計を売るって感じではない。なるほど、だいたい分(わ)かったぞ。この客は財布を落としたとか、そういう感じだな。田舎にリフレッシュに来て、財布を落としました、か。間抜(まぬ)けな男(おとこ)だ。この客(きゃく)、腹(はら)を空(す)かせた犬(いぬ)みたいな情(なさ)けない目(め)をしてるな。困(こま)ってるようだな。間違(まちが)いない。よし、足元を見てやろう。」 質屋の主人は吉田さんにこう言いました。 「お客さん、そうですねぇ、うちの店では1万円(いちまんえん)が精一杯(せいいっぱい)です。」 吉田さんは足元を見られてしまいました。しかし、東京に帰(かえ)るためにはこの時計を売るしかないので仕方なく時計を売りました。それではまた。 ↓ MP3 Download ↓ 「yoshida_sold_his_watch..mp3」をダウンロード

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2008.05.22

Spear and Shield

みなさん、こんにちは。関口(せきぐち)です。 今日(きょう)のポッドキャストは、矛盾(むじゅん)という言葉(ことば)を勉強(べんきょう)しましょう。 矛盾とは、二(ふた)つの物事(ものごと)が食(く)い違(ちが)っていて、つじつまが合(あ)わないことです。 矛盾は漢字(かんじ)で書(か)くと、矛(ほこ、a halberd)と盾(たて、a shield)です。矛というのは槍(やり、a spear)のような武器(ぶき)です。 盾(たて)というのは自分(じぶん)を守(まも)るための防具(ぼうぐ)です。石(いし)とか矢(や、an arrow)とか剣(けん、a sword)から身(み)を守(まも)る板(いた)のような形(かたち)の防具です。 どうして矛と盾が組合(くみあ)わさるとつじつまが合(あ)わないことになるのでしょう? それは今(いま)から2000年(ねん)以上(いじょう)前(まえ)の中国(ちゅうごく、China)の古(ふる)い話(はなし)がもとになっています。 2000年以上前の中国で、ある男(おとこ)が商売(しょうばい)をしています。 彼は武器や防具を売(う)っています。 彼は自慢(じまん)げに矛(ほこ)について語(かた)ります。 「この矛はすごい。素晴(すば)らしい矛だ。この矛はどんな固(かた)い盾でも突(つ)き通(とお)してしまう」 そして同時(どうじ)に、彼(かれ)は誇(ほこ)らしげに盾について語ります。 「この盾は素晴らしい盾だ。この盾はどんな矛でも突き通すことができない」 これを見(み)ていた人(ひと)が男に言(い)いました。 「それでは、お前(まえ)の矛でお前の盾を突いたらどうなるんだ?」 このように聞(き)かれて男は答(こた)えることができませんでした。 これが矛盾です。二つの物事が食い違っていて、つじつまが合っていませんね。それではまた。 ↓ MP3 Download ↓ 「spear_and_shield.mp3」をダウンロード

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2008.05.15

A Wet Pillow

みなさん、こんにちは。関口(せきぐち)です。 ある金曜日(きんようび)の夜(よる)、仕事(しごと)を終(お)えた吉田(よしだ)さんは精神的(せいしんてき)にも肉体的(にくたいてき)にも疲(つか)れていました。 仕事が忙(いそが)しく、疲れていました。しかし、明日(あす)は土曜日(どようび)、明後日(あさって)は日曜日(にちようび)で、休(やす)みです。 吉田さんは疲れていましたが、明日明後日と休めるので、すこしほっとしていまいした。 吉田さんは今夜(こんや)はゆっくり静(しず)かに過(す)ごそうと思(おも)っていました。 吉田さんは会社(かいしゃ)から家(いえ)へまっすぐ帰(かえ)りました。 吉田さんは午後(ごご)10時(じゅうじ)頃(ごろ)家に着(つ)きました。 そして熱(あつ)いシャワーを浴(あ)び、冷(つめ)たいビール(beer)を飲(の)みました。 吉田さんは、静(しず)かなピアノトリオのジャズ(Jazz)の音楽(おんがく)をかけて、目玉焼(めだまや)きとサラダを作りました。 吉田さんは、目玉焼きとサラダを食べ、ビールを飲(の)みながらジャズを聴(き)きました。 吉田さんは、目玉焼きとサラダを食(た)べ終えるとすぐにその皿(さら)を洗(あら)いました。 「これでゆっくりできる。」吉田さんは思いました。 吉田さんは今日(きょう)一日(いちにち)のやるべきことを全(すべ)て終えました。 仕事を終え、シャワーを浴び、食事(しょくじ)を作(つく)り、皿を洗う。 今日は金曜日です。月曜日(げつようび)、火曜日(かようび)、水曜日(すいようび)、木曜日(もくようび)、そして金曜日。 忙(いそが)しい一週間(いっしゅうかん)でしたが、やるべきことは全て終えました。 あとはゆっくりビールを飲み、音楽を聴き、寝(ね)るだけです。 吉田さんがほっとした瞬間(しゅんかん)、吉田さんをいつも悩(なや)ませる問題(もんだい)が吉田さんの頭(あたま)に浮(う)かびました。 吉田さんを悩ませる問題とは、吉田さんが将来(しょうらい)禿(は)げてしまうことです。 吉田さんの母(はは)の父(ちち)、つまり、吉田さんの母方(ははかた)の祖父(そふ)は禿げています。 吉田さんの父と、吉田さんの父の父も禿げています。 吉田さんが将来禿げることは確実(かくじつ)です。避(さ)けられません。 いつか、必(かなら)ず吉田さんは禿げてしまいます。 もし禿げたら、どのように対応(たいおう)すべきか、それが吉田さんの悩みです。 まず一つ目(ひとつめ)は、カツラです。カツラをつけて禿げている頭を隠(かく)すのです。 しかし、吉田さんはカツラをつけたくありません。 カツラをつけるということは、カツラを外(はず)すことができないということでもあるのです。 カツラは禿げている頭を隠すためにつけます。 ですから、今日はカツラをつけるけれど、明日はカツラをつけない、ということは出来(でき)ません。 「やぁ、吉田さん、今日はカツラだね!元気(げんき)かい?」 「やぁ、吉田さん、今日はカツラをつけていないんだね!調子(ちょうし)はどう?」 これではカツラをつける意味(いみ)がありません。 一度(いちど)カツラをつけると決(き)めたら、なかなか外すことは出来ません。 一度禿げた頭を隠すと決めたら、ずっと隠し続(つづ)けなければなりません。 一度カツラをつけたら、もう禿げた頭を周囲(しゅうい)に見(み)せることはできません。 カツラを外す、というのは極(きわ)めて勇気(ゆうき)がいることです。 ですから、吉田さんはカツラをつけるつもりはありません。 もし禿げたら、どのように対応すべきか。 二つ目(ふたつめ)は髪(かみ)の毛(け)を剃(そ)ってしまうか、髪の毛をとても短(みじか)く切(き)ってしまうことです。 これが一番(いちばん)現実的(げんじつてき)かも知(し)れません。しかし、スキンヘッドやとても短く髪をきってしまうのは日本(にほん)のサラリーマンではそれほど一般的(いっぱんてき)ではありません。 三つ目(みっつめ)は、頭(あたま)のいい科学者(かがくしゃ)が、毛(け)が生(は)える薬(くすり)を開発(かいはつ)してくれるのを待(ま)つ、です。 吉田さんは毎朝(まいあさ)、新聞(しんぶん)にこの画期的(かっきてき)な薬(くすり)の記事(きじ)が載(の)っていないか探(さが)します。 しかし、未(いま)だみつかりません。 そして、4つ目(よっつめ)、もっともつらい選択(せんたく)ですが、禿げていることを受(う)け入(い)れる、です。 少(すく)なくなっていく髪の毛を、頭の肌(はだ)が見えてくるのを受け入れるのです。 吉田さんはこの4つ目の選択肢(せんたくし)を、いつか自分(じぶん)の身(み)に起(お)こる、つらい選択として頭に浮かべます。 金曜日の夜(よる)、吉田さんはビールを飲みながら、ジャズを聴いています。 吉田さんはビールを飲み、音楽を聴きながら、将来つらい現実(げんじつ)を受け入れなければならないと思いました。 ビールを飲み終え、音楽を止(と)めて吉田さんはベッドへ行(い)きました。 吉田さんは横(よこ)になりました。 眠(ねむ)りに落(お)ちる前(まえ)、吉田さんはある人々(ひとびと)のことを思いました。 彼(かれ)らはどこにでもいます。道(みち)にも、駅(えき)にも、エレベーターにも、オフィスにも、レストランにも、どこにでもいる人々です。吉田さんは彼らのことを思いました。 吉田さんが将来感(かん)じるだろう苦悩(くのう)を、今(いま)、感(かん)じている人たちのことです。 吉田さんは、彼らのことを思い、涙(なみだ)で枕(まくら)を濡(ぬ)らせて眠りに落ちました。それではまた。 ↓ MP3 Download ↓ 「a_wet_pillow.mp3」をダウンロード

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2008.05.08

I want to get in Rolls-Royce.

みなさん、こんにちは。関口(せきぐち)です。 先日(せんじつ)、私(わたし)は東京(とうきょう)の新国立劇場(しんこくりつげきじょう、New National Theatre Tokyo)へ行(い)きました。 新国立劇場ではオペラの「軍人(ぐんじん)たち」が上演(じょうえん)されました。 オペラ「軍人たち」はドイツ(German)の作曲家(さっきょくか)ツィンマーマン(Zimmermann 1918-1970)の作品(さくひん)です。 「軍人たち」は同(おな)じくドイツの作家(さっか)レンツ(Lenz 1751-1792)の作品をオペラにしたものです。 「軍人たち」は1965年(ねん)に初(はじ)めてドイツで上演されました。軍人たちは40年以上(いじょう)前(まえ)の作品ですが、オペラの歴史(れきし)から見ると、新(あたら)しい作品と言(い)えます。すなわち、前衛的(ぜんえいてき)な作品です。 そして2008年5月5日、日本で初めて上演されました。 この上演は大成功(だいせいこう)でした。観客(かんきゃく)は熱狂的(ねっきょうてき)な拍手(はくしゅ)を贈(おく)りました。劇場はとても幸(しあわ)せな雰囲気(ふんいき)に包(つつ)まれました。 この成功は日本のオペラの歴史にとって、とても幸せなものとして記憶(きおく)されるでしょう。 その一方(いっぽう)で、「軍人たち」のストーリーは悲惨(ひさん)なものでした。とても悲惨なものでした。 このオペラの主人公(しゅじんこう)はマリーです。マリーは普通(ふつう)の家(いえ)の娘(むすめ)です。一方(いっぽう)、オペラの題名(だいめい)になっている軍人たちは貴族(きぞく)です。軍人たちは貴族で、政治的(せいじてき)、社会的(しゃかいてき)に上流(じょうりゅう)の人(ひと)たちです。このオペラは、主人公マリーの、ある軽率(けいそつ)な行動(こうどう)で、悲惨(ひさん)な結末(けつまつ)となります。 ある軽率な行動とは何(なん)でしょう? その前(まえ)に知(し)っておかなければならない言葉(ことば)があります。まずは、婚約(こんやく)と婚約者(こんやくしゃ)です。 婚約とは結婚(けっこん)の約束(やくそく)のことです。婚約(こんやく)とはまだ結婚はしていないけれども、結婚の約束はしているということですね。また婚約者(こんやくしゃ)とは結婚の約束をしている相手(あいて)のことです。男(おとこ)からみれば婚約者は女(おんな)で、女から見れば婚約者は男です。 次(つぎ)に、玉の輿(たまのこし)に乗(の)る、です。玉の輿に乗るとは、女性(じょせい)がお金持(かねも)ちや地位(ちい)の高(たか)い人と結婚することです。玉の輿は、昔(むかし)の乗り物(のりもの)で、身分(みぶん)の高い人の乗り物です。現在(げんざい)で言えばロールス・ロイス (Rolls-Royce)でしょうか?いまでは玉の輿といえばお金持ちや地位の高い人との結婚ですが、昔はそういう玉の輿という乗り物がありました。ロールス・ロイスに乗ると言えば想像(そうぞう)しやすいでしょう。 では、悲惨なマリーに戻(もど)りましょう。マリーには婚約者がいます。マリーの婚約者もマリーと同(おな)じ普通(ふつう)の家(いえ)の男です。ある日(ひ)、貴族(きぞく)である軍人がマリーに愛(あい)を告白(こくはく)します。マリーは、もしこの軍人と結婚すれば自分(じぶん)は貴族の妻(つま)だ、と考(かんが)えます。マリーは玉の輿に乗ることを夢見(ゆめみ)ます。マリーは婚約者がいるにもかかわらず貴族との結婚を夢見ます。マリーの軽率(けいそつ)な行動(こうどう)とは玉の輿に乗ることを夢見て、この軍人と付(つ)き合(あ)うことにしたことです。しかし、この軍人はマリーのことを愛(あい)していません。愛(あい)の告白(こくはく)は嘘(うそ)です。軍人はマリーのことを自分(じぶん)の欲望(よくぼう)を満(み)たすための道具(どうぐ)としか考(かんが)えていません。軍人はマリーに飽(あ)きたら、マリーを棄(す)てればいいと考(かんが)えています。そしてこの軍人はマリーの前(まえ)から姿(すがた)を消(け)します。マリーは他(ほか)の貴族の軍人と付き合うようになります。マリーは貴族との結婚を夢見ていますが、現実(げんじつ)は違(ちが)います。軍人たちにとってマリーは欲望(よくぼう)を満(み)たす道具(どうぐ)です。マリーはいつの間(ま)にか、「軍人たちの売春婦(ばいしゅんふ)」と呼(よ)ばれるようになります。マリーは普通の家の娘でしたが、軍人たちの売春婦になってしまいました。それも軍人たちにとっては無料(むりょう)の売春婦です。マリーはその軍人たちからも棄てらます。ゴミのように。ついにマリーは道(みち)で物乞(ものご)いをするまでに落(お)ちぶれてしまいました。 「3日間(みっかかん)何(なに)も食(た)べていないんです。お恵(めぐ)みを」 マリーが物乞(ものご)いをしている道は軍人たちが行進(こうしん)をする道です。軍人たちが行進する音(おと)が聞(き)こえてきます。オペラは軍人たちが行進する不気味(ぶきみ)で恐(おそ)ろしい音楽(おんがく)でクライマックスを迎(むか)えた後(あと)、終(お)わります。 普通(ふつう)の家(いえ)の娘(むすめ)を弄(もてあそ)んで、ゴミのように棄(す)てる軍人たち。 普通の家の娘を破滅(はめつ)させて、それを笑い話(わらいばなし)にする軍人たち。 彼(かれ)らこそこのオペラの本当(ほんとう)の主人公だ、ともいえるでしょう。それではまた。 ↓ MP3 Download ↓ 「i_want_to_get_in_rollsroyce.mp3」をダウンロード

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2008.05.01

I got 50yen hehe

みなさん、こんにちは。関口(せきぐち)です。 今日(きょう)、少(すこ)しうれしいことがありました。 今朝(けさ、this morning)、私(わたし)は駐車場(ちゅうしゃじょう、parking area)で50円(えん)を拾(ひろ)いました。 小(ちい)さな、ささやかな幸(しあわ)せです。 マクドナルド(McDonald's)のチーズバーガー(cheese burger)が100円です。 ケンタッキー(KFC)のフライドチキン(fried chicken)が一つ230円です。 サブウェイ(Subway)のターキーブレスト(turkey breast)が390円です。 50円、小(ちい)さな、ささやかな幸(しあわ)せです。 さて、皆(みな)さんは本音(ほんね)と建前(たてまえ)を知(し)っていますか? 本音(ほんね)とはなんでしょう?本音とは、心(こころ)の中(なか)で思(おも)っている本当(ほんとう)の気持(きも)ちや考(かんが)えです。 建前(たてまえ)とはなんでしょう?建前とは、公(おおやけ)、社会(しゃかい)、他者(たしゃ)に対(たい)して表(あらわ)す気持(きも)ちや考(かんが)えです。 建前(たてまえ)は本音(ほんね)とは違(ちが)うことがよくあります。 例(たと)えば、お金(かね)と権力(けんりょく)にしか興味(きょうみ)がない政治家(せいじか)がいたとします。 この政治家(せいじか)がテレビ番組(ばんぐみ、TV show)で、こう質問(しつもん)されたとします。 「なぜあなたは政治家(せいじか)になったのですか?」 この政治家(せいじか)はお金(かね)と権力(けんりょく)だけに興味(きょうみ)があります。 本音(ほんね)はこうです。 「なぜ政治家になったのか?答(こた)えは簡単(かんたん)だ。金(かね)と権力(けんりょく)だよ。金(かね)があって権力(けんりょく)もあれば人(ひと)が集(あつ)まって来(く)るんだ。人(ひと)が集(あつ)まってきて私(わたし)のことを尊敬(そんけい)するんだ。私(わたし)にひざまずき、ひれ伏(ふ)すんだ。人間(にんげん)なんてねえ、単純(たんじゅん)なんだよ。人間(にんげん)はみんな金(かね)と権力(けんりょく)に寄(よ)って来(く)るんだ。金(かね)があって権力(けんりょく)もあれば女(おんな)だって寄(よ)ってくるのさ。」 もしこの政治家(せいじか)がテレビ番組(ばんぐみ)でこんな本音(ほんね)を言(い)ったら、彼(かれ)は、終(お)わりです。 この政治家はテレビ番組で、こういうべきなのです。 「なぜ政治家になったのか?答(こた)えは簡単(かんたん)だ。この国(くに)をよりよくしたいのだ。この国(くに)を正(ただ)しい方向(ほうこう)に持(も)っていきたいんだ。悲(かな)しいことに、権力(けんりょく、power)というものは腐敗(ふはい、curruption or ulcer)しやすい。腐敗(ふはい)した権力(けんりょく)はこの国(くに)を間違(まちが)った方向(ほうこう)に持(も)っていってしまう。私(わたし)はこの国(くに)が間違(まちが)った方向(ほうこう)に行(い)くのを黙(だま)って見(み)ていることはできない。この国(くに)を正(ただ)しい方向(ほうこう)に持(も)っていくためには、私(わたし)自身(じしん)が政治家になるしかないと思(おも)ったんだ。そして私(わたし)はその目的(もくてき)のために私(わたし)の全(すべ)ての情熱(じょうねつ、passion)を捧(ささ)げてきた。そしてこれからも情熱(じょうねつ)を捧(ささ)げ続(つづ)けるだろう。」 皆(みな)さん、素晴(すば)らしいですね。これが建前(たてまえ)です。 本音(ほんね)と建前(たてまえ)は違(ちが)うことがよくあるのです。 ところで、今朝(けさ)、私(わたし)は駐車場(ちゅうしゃじょう)で50円を拾(ひろ)いました。 この50円は誰(だれ)かが落(お)としてしまったのでしょう。 この50円は私(わたし)のものではありません。 この50円は、この50円を落(お)とした人(ひと)のものです。 私はこの50円を警察(けいさつ)へ持(も)って行(い)かなければなりません。それではまた。 ↓ MP3 Download ↓ 「i_got_50yen_hehe.mp3」をダウンロード

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